株式会社ニシジマホームズ

弥富市周辺で家を建てたい方へ「誰に頼む?」見積編Ⅱ「明細書」

お問い合わせ・資料請求

弥富市周辺で注文住宅を建てたい方へ「誰に頼む?」見積編Ⅱ「明細書」

弥富市周辺で注文住宅を建てたい方へ「誰に頼む?」見積編Ⅱ「明細書」

2023/07/01

「家を建てる時、誰に頼む?」

お願いして良い業者さん・悪い業者さん「見積編2」「明細書」 

                         第7回目

 

前回までのお話で「家づくりで失敗しない為の業者さんの選び方」「見積書」

のお話をしてきましたが、「あまり解らなかった」という方もお見えになると思います、

お気軽にお問合せ下さい、出来る限り詳しく説明させて頂きます。

 

では、今回も「見積書」のお話ですが、「見積書」の中を詳しく見てみましょう。

今回は「明細書」です。

 

こんにちは!simple note弥富スタジオの金子です。

みな様の疑問や疑念にお答え出来ればと思います。

 

え!見積書?明細書?何が違うの?

 

前回「見積書」の流れ・概要をお話しましたが、今回は「明細書」についての説明です、

ここからは、これから家を建てようとしている人やリフォーム・リノベーション

をしようとしている人、考えている人、将来しようとしている人。

聞いて得をすることは無いかも知れませんが、聞いていたことで「損をしない・失敗しない」

に繋がることです。

 

「明細書」前回お話した通り、この「明細書」の集合体、合計したものが「見積書

となります。

そんなの解ってます!という方も多くお見えになると思いますが、金額が

「安いとか高い」ということではなく、正しいか?正しくないか?ということです。

 

「正しいか?正しくないか?」どういうこと?

 

「明細書」なので、読んで字のごとくです。

明細に記載することです、明細にとはどういうこと?

 

例えば、[木工事]を見てみましょう。

[木工事] 1式 〇〇〇万円 と書かれていたらどの様に思いますか?

この「見積書」信用して良いでしょうか?

貴方なら信用しますか?私なら信用致しません。

確かに[木工事]として 〇〇〇万円の費用が必要だとして、

どの様な材料で木工事を行うのか不明です。

 

正しいか?正しくないか?何が? 疑問に思いますよね。

正しい「見積書」「明細書」は使用する材料等のメーカー名・製品名・品番等

が記載されます、しかしそれが出来ない物も有りますのでご理解下さいね。

 

根本的に、何を見て見積書を作成しているのか?という事もあります、

概算プラン図で見積書を作成しているのか?

設計図書(設計図として完成した図面と思って下さい)で見積書を作成しているのか?

概算プランか設計図で見積作成、何か違いがあると思いますか?

私はどちらでも違いが無いと思います、概算プランはあくまでも概算でしかない

と思いがちですが、そうでは有りません。

 

確かに概算プランでは使用材料など細かい仕様が決まっていません、

しかし設計図書で有っても全ての仕様が記載されている訳では有りません!

設計図書なのに?と思われるでしょう。

実際、設計図書で記載しようと思えばできるのかも知れませんが、

記載しきれないヶ所もあると思います、記載しきれないヶ所を明記するのが「見積書」

だと思っています。

弊社では、概算プランで有っても「見積書」「明細書」には何処のメーカーで、

どの製品を使用するのか、製品名と品番等を記載し金額を記載しています

(真面目にお客様と向き合い、大事に思ってくれる会社さんの場合です)

何処のメーカーで、どの製品を使用するのか等を決めて見積書を作成できるのも、

自社でプラン図の作成をしているからこそ出来ることでも有ります。

 

こうして出来上がった「見積書」が「概算見積書」です。

 

「概算見積書」「見積書」じゃないぞ!どういうこと?

 

最初の段階では概算プランに依る見積作成なので「概算見積書」になります、

通常お客様の予算よりオーバーしていることが多いと思います。

 

何故?予算オーバーなの?

 

見積の作成にあたって、仕様を決めなければ金額が決まりません、

という事で使用する材料のメーカーや品番を見積するために仮に決めてしまいます。

例えば、お風呂で例えるなら在来工法で作るかユニットバスにするか等を決めます、

今回ユニットバスとして考えてみましょう。

ユニットバスを出しているメーカーは複数社有り、メーカー毎にグレードが3種類程

大まかに(高級グレード・中級グレード・普及グレードと言ったところでしょうか)

また、その中にオプション等が多数取り揃えられています。

一概にユニットバスが〇〇〇万円とはなりません、極端に言ってしまうと浴槽の蓋

でさえオプション扱いのものも有ります。

仮に蓋が付属で付いていても断熱性の弱い蓋になっていたりします、

断熱性の高い蓋の場合はオプションの場合が多いです。

 

ユニットバスだけでも見積を作成するためには数多くの仕様を決めなければなりません、

前回お話したように、図面にこの細かな仕様を全て盛り込むのは難しいです。

 

弊社を例にお話しをすると、お客様と打合せを自社で行い自社でプラン図作成している為、

打ち合わせ内容を把握したうえで概算の仕様を決めて見積書を作成しています。

 

概算で仕様を決めているのに、なぜ予算オーバーなの?

 

概算の仕様とは言え、何でも良いという訳では有りません。

先程のユニットバスを例にしますが、入口の扉は標準のままで良いのか?

まだお子様が幼い場合万が一ユニットバス内で転倒等していた場合どうでしょう?

 

ユニットバスの入口がドアだった場合(ドアの場合必ずユニットバス側に開くようになっています)

お子様が転倒してドアにもたれ掛かっていたとしたら? どうですか?

 

ドアを開けることが出来ない場合も発生します、これが引戸だったどうでしょう?

お子様が転倒してドアにもたれ掛かっていたとしても、引戸なので開けることが出来ます。

 

そうした細かな「配慮やディティール」等を思考しながら仕様を決め見積をするため、

お客様にとっての最良に向けての「見積書」の作成がされるため、

スペックの悪くないものではありません、その為「概算見積」ではお客様の予算より

オーバーした見積になるのです。

 

「プランニング力・設計力・提案力」があれば、

ドアの選択ではなく引戸の選択で仕様が決まるでしょう。

 

もし、「プランニング力・設計力・提案力」の無い会社さんにお願いしていたら

どうなっているでしょう? ローコスト(安さ)を謳っている会社さんにお願い

していたらどうなっているでしょう? 

もう皆さんお解りですね!

お願いしてはいけない会社さんに依頼するとどうなるか?

 

しかし、予算よりオーバーしたからと言って怖がることは有りません!

 

 この続きは、次回。

 

それでは、また。

 

次回、「予算オーバー!どう解決するの?」「間違った解決方法?」のお話しをしたいと思います。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。